校長先生のお話

2021年11月16日 17時38分

今朝の校長講話では、校長が「三つめのまんじゅう」のお話を基に、子どもたちに話しました。手作りの布製まんじゅうも出てきました。

【三つめのまんじゅう】

ピン助さんはおなかがすいたのでおまんじゅうを食べました。一つ目を食べても、二つ目を食べてもお腹がいっぱいになりませんでした。三つ目を食べると、ようやくお腹がいっぱいになりました。そのとき、ピン助さんは、「なんだ、三つ目のまんじゅうを一番始めに食べれば良かったんだ。」と思いました。

 

何か、おかしいですね。三つ目のおまんじゅうだけでお腹がいっぱいになったのではないですね。これは、皆さんの勉強や運動、生活にも言えることです。例えば、先週の音楽会。一つ目、歌や合奏の曲を決めます。二つ目、楽譜を見ながら何度も何度も練習します。そして三つ目、歌声を響かせたり心を合わせて合奏したりします。だから、聞く人に感動を与えることができたのです。何事も、最初から立派にできることはありません。

もうじき2学期のまとめの時期になります。省略したり手を抜いたりするのではなく、「途中のこと」を丁寧にやってほしいと思っています。関川小の皆さんなら、必ずできます。応援しています。

 

子どもたちは背筋を伸ばしてしっかり聞いていました。